2014年6月12日木曜日

祝島の漁師さんへのカンパ呼びかけ

「みんなの海の会」
http://minnanoumi.jimdo.com 
からの呼びかけです。


(以下転載・拡散歓迎)
 
「みんなの海じゃ。金では売らん!」 ―32年目の祝島がピンチです

◆瀬戸内海に浮かぶハート形の島、祝島。
島民の9割が、人生を賭け世代を超えて、上関の原発計画を拒みつづけています。
その闘いが、東電の原発事故後、今なお正念場です。

◆海は売っちょらん!
祝島の漁師さんは、中国電力からの10億8千万円の
漁業補償金の受けとりを拒みつづけてきました。
漁師さんの明確な意思表示です。
このことが原発計画を止める切り札となってきました。
けれど今、祝島の漁師さんが追いつめられています。

◆祝島支店の2013年度の赤字は約1,000万円。
高齢化・過疎化が進み、水揚げは減り、魚価は低迷。
山口県漁協により作られた構造的な赤字も加わり、
県漁協祝島支店(旧祝島漁協)の運営は破綻寸前です。
数年前から、この赤字を組合員が個人で補填しています。
年金をつぎ込み、組合員をつづける漁師さんが大半です。
議決権のある正組合員の、少なくとも過半数の意思表示がなければ、
補償金を拒めないからです。
今年はついに個人での赤字負担が20万円近くになることがわかりました。
支払い期限は7月の末日。
もう祝島の漁師さんたちだけで背負うのは限界です。

◆みんなの海を私も守る。
私たちのカンパで、志ある漁師さんたちが組合員をつづけ
原発を拒みとおすことができます。
「補償金を受けとるしかない」と
思いつめていた漁師さんの気持ちも変わるかもしれません。
ひとりでも多くの漁師さんが補償金を拒めば、
漁協の運営改革の議論が可能となります。
目標額は500万円。
海の日の7月21日、祝島の漁師さんへ届けましょう。

みんなの海の会 発起人
湯浅正恵(広島・上関リンク)
山秋真(『原発をつくらせない人びと』著者)
纐纈あや(映画『祝の島』監督) 

◆カンパ振込先
郵便振替(ゆうちょ銀行)口座
【口座番号】01320-0-90176
【加入者名】みんなの海の会

一般金融機関からゆうちょ口座へお振込みの場合
【口座種別】当座預金
【店名】一三九(イチサンキュウ:店名の読み)
【口座番号】0090176
【名義】みんなの海の会(ミンナノウミノカイ)  

◆お問い合わせ
みんなの海の会(メール:minnanoumi0721@yahoo.co.jp
※みんなの海の会は、これまで祝島に学び、
お世話になり、勇気づけられてきた発起人3人が、
祝島のこの1年の危機的状況に、
ひとりでも多くの方と問題を共有したいと立ち上げた会です。
詳しくはホームページ( http://minnanoumi.jimdo.com )をご覧ください!

※キャンペーンの経過と会計報告はホームページ上で行います。
※7月21日海の日に祝島でカンパお届けイベントを行います。

◆コメント
「みんなの海の会」さんが祝島を応援するための
カンパの呼びかけを始めるとうかがい、
とても励まされると同時にありがたいです。
ともに「いのちの海」を守り受け継ぐために、
力をあわせて頑張りましょう。 
(上関原発を建てさせない祝島島民の会 代表 清水敏保)